前回:【中矢伸一】〈日月神示〉巨大地震が迫る

海底火山の活動も活発に

※この記事に関しては、書籍からの抜粋に動画を加えました。

近年、日本近海における火山活動も活発さを増している。
小笠原諸島の西ノ島は、東京の南約1千キロ、父島の西約130キロメートルの太平洋上に位置する火山島だ。



昨年話題になったには、南硫黄島の北北東約5キロのところに位置する「福岡徳ノ場」だ。





他にも、熊本県の阿蘇山でも、昨年10月20日、火砕流を伴う噴火が発生しているし、鹿児島県の桜島も活動が活発になっている。
関連:大隅半島東方沖地震~阿蘇山噴火(レベル3) 日向灘南部沖地震間近か?!

さらに、この原稿を書いている途中で驚くべき規模の火山噴火が南太平洋で起きた、1月15日17時頃(現地時間)、トンガにあるフンガトンガ・フンガハアパイという海底火山で発生した大規模噴火である。



今後、太平洋の海底火山活動には注意すべきだ。こうした動きはますますは活発になり、いずれ日本列島の形を変えるぐらいの大きな影響を及ぼすようになるだろう。
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『私が見た未来 完全版』に描かれた予言

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関連:奇跡体験!アンビリバボー:夢の内容が現実に起きた漫画家 - フジテレビ (fujitv.co.jp)
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関連:【ナオキマン】予知夢漫画『私が見た未来』の最新予言、2025年7月に起こる大災難とは?!

昨年の9月頃のこと。アマゾンの書籍ランキングをたまたま見ていたところ、ある本が大変に売れていることを知った。それは、『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)という本である。
アマゾンの「本」の総合ベストセラーランキングで、かなり長い間、1位を独走していたので、相当な部数が売れているはずだ。読まれた方も多いと思う。
著者の「たつき諒」さんは漫画家で、1984年~98年、『ほんとうにあった怖い話』と『恐怖体験』に掲載された漫画をまとめて、朝日ソノラマより『私が見た未来』というタイトルで1999年に単行本化した。その表紙に「大災害は2011年3月」と書かれてあったことから、東日本大震災を予言した漫画家として注目を集めることになったそうである。 
たつき諒さんは同じ1999年に漫画家を引退しているが、その後もこの本は売れ続け、絶版になってからは10万円ものプレミアがついたり、なりすましが現れて問題を起こしたり、テレビも地上波のゴールデン番組で紹介されたりなど、何かと話題になったようだ。
旧版の『私が見た未来』は、作者が十代の頃から書き留めていた『夢日記』をネタ本として作られたものだったそうだが、じつに他にも未発表の予言があり、今回はそれらをまとめて「完全版」として世に出すことになったという。
本書のキモは、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」というものだ。オビにもそう書いてある。本書がこれだけ売れているのも、東日本大震災を的中させた作者による「次の未来予言」が知りたいと思った人が多いためであろう。そして本書には、2025年7月に何が起こるのかということが具体的に描かれているとなれば、誰もが興味を覚えることと思う(私でさえ、買ったぐらいだ)。
その未来予言の部分については、本書全体の構成からしても、そんなに多くを占めているわけではないが、予言の中身は、たしかに具体的である。
それは、どのようなものか。
あまり詳しくここで紹介してしまうのはよくないと思うが、ネット上でもすでに多くの人が書いてしまっていることをここで紹介すると、「本当の大災難」が起きるのは2025年7月5日。それも「午前」となっている。
何が起きるかというと、台湾・フィリピンの東方沖の太平洋上で発生する大津波が、日本列島を襲うことになるそうだ。つまり、大災難とは大津波のことである。
その津波を起こす原因は何か。そこまでわからないようだが、「日本とフィリピンあたりの中間あたりの海底がボコンと盛り上がって大きな波が四方八方に広がり、太平洋周辺の国に大津波が押し寄せる。その津波の高さは、東日本大震災の時、津波の高さはどれくらいだったかというと、岩手県の沿岸で最大40メートルほどに達したということなので、その3倍というと、約120メートルの津波が日本の沿岸に達した場合、どれほどの被害になるかは私も専門家ではないのでわからないが。かなり内陸部まで冠水することになるだろう。
たつきさんの見たヴィジョンでは、日本の太平洋岸の3分の1か4分の1くらいが大津波に吞み込まれていたということだから、沿岸地域はほぼ壊滅状態になるに違いない。
たつきさんの書いた当時のメモの掲載もされているが、そこには「予想をはるかに超える」「壊滅的」「南海トラフどころではない」などの文言が並んでいる。
身震いするような恐ろしい予言だが、ただ、たつきさんはその「あとがき」で、「『予知』は『警告』です。『避けられる』から『見せられた』。『災難を避ける』『災難を小規模にする』手段があるということだと思います」と書いている。
また、2025年7月の「大災難」の後に訪れる様子のことも、たつきさんは見えているらしい。
意外にも、それは「ものすごく輝かしい未来」なのだという。
具体的なイメージまでは見えないようだが、「地球全体で、すべての人々の状態が明るく輝き、活き活きと暮らしている」というイメージを「感じる」のだそうだ。
「そのとき仮に地球の人口が激減したとしても、残った人たちの心は決して暗くならないでしょう。心の時代の到来、つまり心と魂の進化が起こるからです」
と、たつきさんは書いている。
私が驚いたのは、この大災難が起こるとされた2025年という年と、「子の年真中に前後十年」とう神示から推測される正念場の期間が、ピタリと重なっているからである。第一章で詳述したように、2020年の子年を真ん中に前後十年だとすると、それは2024年か2025年まで続くとみられる。
さらには、前章で紹介した劉基の予言—「世界的大災難はすべての人にふりかかり、辰年(2024年)と巳年(2025年)まで続く」—とも一致するのである。
たつきさんの予言が2025年に現実になるかは、私にはわからない。もちろん、何も起こらないか可能性もあると思う。
未来に続く道は一つではなく、現在の私たちの意識の在り方によって、それがどう未来に影響し、現実に投影されてくるかは、時々刻々、変化するものだからである。

第四章 日本に迫る「破壊」と「再生」    
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出典:【中矢伸一】『五六七の仕組み 日月神示が予言する日本と世界の未来』徳間書店(2022.4)

関連:【中矢伸一】〈日月神示〉「子の年真中に前後十年が正念場」の意味
【日月神示研究家・中矢伸一】中国版ノストラダムス・劉基の大予言

※この後に「太平洋上に新大陸は浮上する?」という節がありますが、記事にはしません。