ジェームス・ラブロック「ガイア理論」
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人間の環境破壊(自然破壊)→自浄作用として自然災害・異常気象が起きる

      『ガイアの法則」(2020年・復刻版)千賀一生(ちがかずき)
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                 シュメールの遺跡   
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千賀一生さんは2003年バクダッドに行きました。彼はシュメールの遺跡を観光していたら、急にトランス状態に入り、シュメールの神官が突如現れて、宇宙の法則について教わるという神秘的な体験をしました。

西洋の歴史は1611年ごとに経度22.5度西に、東洋の歴史は1611年ごとに経度22.5度東にスピンしている。
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次に文明が来る国は日本。本で述べられているのはその中心は淡路島。
また、6400年(正確には6444年)ごとに大きな変化が起きる。今はその時期である。世の中のシステムはガラリと変わるかもしれない。
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日本が次の文明の地。。。ガイアの法則とは?!(深堀)



ガイアの法則 文明の繁栄は宇宙の法則に基づいている

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6000年以上前から東西交互に文明が栄えている


「ガイアの法則」は、千賀一生氏が2010年に著書の中で発表した法則のこと。ガイアとは宇宙のことなので、宇宙の法則という意味になります。
 千賀氏は、イラク戦争直後の2003年、空爆の傷跡も生々しいイラクの首都、バグダッドに引き寄せられるようにして行ったそうです。  
 テレビでは観ることのできない現地の状況を目のあたりにして、これもまた導かれるように人類最初の文明、シュメール文明、シュメールのエリドゥ遺跡を訪れます。そこで、彼は突然トランス状態に入り、目の前に現れたシュメール神官から宇宙の法則を授かるという神秘的な体験をしたというんです。
 世界各地で文明が繁栄していく、その栄枯盛衰はある法則にのっとっていて、その周期はあらかじめ決まっている。その法則こそが、千賀氏のいう「ガイアの法則」です。
 西洋の文明は、6400年前のシュメール文明から1611年ごとに、東西22.5度ずつ移動したところで交互に文明が栄えていくというんですね。ナオキマンどうした?と思った人もいるでしょう。でも歴史を振り返ると、ほぼ完璧に法則通り東西交互に文明が栄えているんです。
 人類最古の文明と言われるシュメール文明、続いてインダス文明、中国の唐。いずれも22.5度の移動、1611年周期の当てはまります。西回りの方も前インダス文明からメソポタミア、ギリシア、そして大英帝国で全盛期を迎えるアングロサクソンと、ガイアの法則通りに傑出した文明が生まれています。

権力者と文明の関連性

 ちなみに、西回りの文明は物質面での繁栄、東回りはより精神的な面で繁栄するとのこと。
 現在スタンダードなのは、1200年頃から始まったアングロサクソン文明がつくったものです。英語、グリニッジ標準時、産業革命など例を挙げたらキリがありません。権力者にはイギリスにルーツをもつ人が多く、フリーメーソン発祥の地でもあります。
 世界の金融を牛耳るといわれているロスチャイルド家でも、ロンドンにいたネイサンが格別な成功を収めています。数々の陰謀論に登場する彼らは、ガイアの法則を知っていたのでしょうか?ガイアの法則は森羅万象に影響を与えるので、権力者qがそれを利用したというより、法則に当てはまった人がその才能を発揮できた、と考えるのが自然なようです。

聖なるリズム、16ビート 人間の魂を宇宙に最も共鳴させる

人間のリズムも16ビートが基準

 文明はたまたま繁栄したのか、本能的に引き寄せられたのか。いずれにしても文明の栄枯盛衰は、土地や地球自体の力が存在しているということかもしれません。自然界には法則というか、宇宙のバイオリズムが存在しているんです。
 1611年ごと、そして経度22.5度。もちろん、この数字にも意味があります。地球の自転軸は公転軸に対して約23.4度傾いていて、地軸が指す方向は、25776年の周期で一回りしています。こえを歳差運動といいます。この数字を16で割ると1611になり、同じように円を表す360を16で割ると22.5。これがガイアの法則の根拠になっています。
 地球の1スピンは24時間、24時間の16分の1は90分。人体は90分サイクルでノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返します。このリズムは宇宙のバイオリズムに人体が同調している証拠で、16ビートは人類の魂を宇宙に共鳴させる、聖なるリズムだというんです。

次は日本の文明が繁栄する

 こうなると気になるのは、アングロサクソンの次に栄える文明はどこなのかですよ?
 次の繁栄は東回りなので、唐から22.5度、東の地。東経135度は、なんと日本なんです。ガイアの法則で具体的に言及されているのが、淡路島。淡路島と言えば・・・そうです。神話でイザナミとイザナギが国生みで最初につくった島でもある地域でもありますよね。
 時期的には、1995年頃から始まっているそうなのですが、1995年は阪神・淡路大震災が起きた年。震源地はまさに淡路島北部でした。繁栄どころか・・・という感じですよね。ところが、こうした天災にも意味があるのだそうです。144年に一度起きる太陽、水星、金星、地球が一直線に並ぶ惑星直列の半周期に一度、節目となる大きな出来事が起きるとされています。1995年はこの節の年で、この72年前には関東大震災が起きています。
 文明繁栄にはプロセスがあって、その誤差は100年前後、東回りでは前半800年が活動期で、j後半が停滞期とされています。宇宙の法則だけあって、スパンも壮大ですよね。現在はアジア全体が徐々に活気づく時代。日本が力を発揮するのは2400年前後だとされています。僕たちはもう死んじゃってますね。(笑)

地球の意識 人間が地球に掃除される日が来る

地球を破壊しまくった人間


 もし、地球と生きとし生けるもの。すべてが一つの生命体だったら・・・。
 イギリスの科学者、ジェームズ・ラブロックは、地球と地球に生きる生物を、すべて一つの生命体とみなす仮説、「ガイア理論」を唱えます。
 この説の肝(きも)は地球を生命体として捉えている点です。1960年代の発表当初は批判的な声が多かったようですが、90年代になるとかなり認められるようになり、今ではかなり評価されている仮説の一つです。
 地球上の生物は、自然環境やその他の生物と相互に関係し合って生きています。地球もまた、その環境を作り出す生命体の一つです。人間の体内に細胞や菌があるように、地球上にはさまざまな生物がいます。
 ガイア理論では、菌やウイルスが侵入したら体内でさまざまな反応が起きるように、地球にも免疫や自己防衛、自浄作用が働くといいます。
 今の地球は、長く地上を支配している人間によって、環境破壊が進んでいます。森林伐採、大気汚染、水質汚染、人口の爆発的増加、核戦争などが自然と生命を破壊しまくった人間が、地球からガン細胞扱いされ、自然災害や異常気象によって攻撃されているのかもしれないのです。

出典:『ナオキマンのヤバい秘密』Naokiman Show 日本文芸社(2020.3.24)

関連:〈中矢伸一〉神仕組みと未来:歴史大転換期に「神示」は降りる(村山節氏「文明800年周期説」)
『神仕組み 令和の日本と世界 日月神示が予言する超覚醒時代』中矢伸一 2019.4.30
「第2章 歴史サイクルで読み解く未来」より抜粋
〈中矢伸一〉神仕組みと未来:超大変動の波はもう始まっている

〈中矢伸一〉神仕組みと未来:「ガイアの法則」では次期文明の中心軸は日本に来る
 〈中矢伸一〉神仕組みと未来:日本を中心に新たな文明が始まる
〈中矢伸一〉神仕組みと未来:6000年のサイクルも重なっている
〈中矢伸一〉神仕組みと未来:丹波が世界の中心になる
〈中矢伸一〉神仕組みと未来:人類6000年サイクルと終焉と新文明の始まり

※2021.8.8最終更新