耕さず、草もとらず、肥料もやらず、しかも多収穫! 大原則とは第一は、不耕起(無耕耘あるいは無中耕)です。 田畑は耕さねばならぬものというのが、農耕の基本ですが、私は敢えて、自然農法では、不耕起を原則にしました。なぜなら大地 ...
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カテゴリ: 福岡正信『自然農法 わら一本の革命』
福岡正信『自然農法 わら一本の革命』② 果物はさんざんな目にあっている
海の汚染公害問題を、陸の例で言えば、百姓が作る食品の汚染公害の問題ということになりますが、こういうものをですね、百姓がそれを防ぐ、あるいは、百姓を指導する技術者の手によって、それが解決できるように思っている。ここらあたりが大きな錯覚なんです。 た ...
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福岡正信『自然農法 わら一本の革命』③ 人間の食とは何か
だいたい、人間の食とは何かということなんですが、まあ、西洋の栄養学という立場からいくと、人間の食物とは、人間が生きるためには、でんぷんと、たんぱく質と、脂肪分があれいい。そのカロリーが一日に何百カロリーという基本項目をこしらえてですね、これが人間の生命 ...
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福岡正信『自然農法 わら一本の革命』④ 原点を忘れた日本の農政
前回:福岡正信『自然農法 わら一本の革命』③ 人間の食とは何か こういった食の根本がわからないから、終戦後の農政を見ておりますと、第一番に、麦作をやめろ、ということになってきたんです。で、麦を作らないということもね。これは余談ですが、自分が十年程前に、N ...
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福岡正信『自然農法 わら一本の革命』⑤ 日本人は何を食うべきか
極言すると、農林省の役人は、ただ一つの努力をすればいいと思うんです。それは、日本人は何を食べるべきかということです。この一つのことを、追及し、何を日本で作るかということを決定すれば、それでほとんど事足りると、私は思うんです。池田元首相は、“貧乏人は麦を ...
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